近状報告

待ってました〜!

9/14に京極夏彦の百鬼夜行シリーズ最新作が17年ぶりに発売〜🎉🎉待ってたよ〜💃

8月下旬に友人に教えてもらって即予約。嬉しすぎて、新作が出るまで姑獲鳥の夏と魍魎の匣を読み直してしまった。

 

9/14に届いた〜!!

最新作、つまり新刊😊やっぱり新刊という響きはいい🙆‍♀️

試しにフォゼを乗せてみたら乗った🤣さすが832ページ。

フォゼも乗せられるこの厚み😊そう、京極夏彦と言えば鈍器本なんだよ。この厚みがね、幸せなんだよな!

読んでると腕痛くなってくるんだけど、読み切った後は謎の達成感がある。

(すごくどうでも良いんだけど、ノドの空白どれくらいに設定してるんだろ)

私が初めて京極夏彦の本を読んだのは12年前。

元々、身内が京極夏彦が好きで本もあったんだけど、分厚いし何か難しそうと思って敬遠してたんだよね。

友人から「面白いから読んでみて」って貸してくれた本が姑獲鳥の夏だった。これ、家の本棚で見たことあるなと思いつつ、とりま読んでみっか〜と軽い気持ちで読んだら沼だった😇ドツボだった。

やっぱり沼ってどこに潜んでるか分からないもんだな。

民族、風俗、歴史、宗教、妖怪諸々の情報が多くて、読む度に膨大な知識量にびっくりする。

姑獲鳥の夏の種明かしシーンの衝撃は未だに忘れられない。頭殴られた感じだった。(物理ではない)

謎解きとして長〜い講釈の中にこの本はこんな感じの内容ですってあらかじめ描かれてて、その通りに回収されたのは気持ち良かった。(内容は物哀しいけど)

まさに伝説の始まり。



百鬼夜行シリーズの中で1番好きなのは魍魎の匣。(アニメ化、実写化、舞台化もしてる有名作品だから知ってるよね!?)

数年ぶりに読み返したら、木場刑事の台詞に涙がちょちょ切れちゃった🥲(マジで)あまりに一方通行すぎる恋が切なすぎるよ

今まで木場刑事に対して一歩引いた目線で見てたんだけど、今回は全部持ってかれた😭

 

百鬼夜行シリーズはえらく弁の立つ拝み屋、鬱の小説家、破天荒な探偵、四角くて屈強な刑事など個性豊かなキャラクターと心の闇が根深いキャラクターも多く、のめり込んでしまう。

おかげさまで私の性癖が育てられたというか、歪まされたというか。陰気な話や後味悪い結末とか、バドエンやメリバが好きになったのも、ある意味影響しているかも。

何食わぬ顔で普通に社会生活を送っているのに心の中にとんでもない闇を持っていたり、ちょっと陰があって屈折している美女、大好物。

 

何度も読んでるのに新たな感情を抱かせてくれるから、やっぱり読書っていいね👍(普段本読まないので尚更)

これからしばらくは最新作を噛み締める日々なので、隙間時間で夢創作もサイト更新も出来なさそう。(去年から停止気味だから今更言ったところで、ね)

日記はしれっと更新してるかも。

 

そんなわけで京極夏彦の作品を読んだことなければ、まずは伝説の始まりである姑獲鳥の夏から読んでみよう😊

 

ここから二次創作の話

 

夢サイトを使ったきっかけは進撃の巨人だけど、実は初めて書いた夢小説が姑獲鳥の夏だった。

友人が軽い口調で「なんなら書いてみたら?読んでみたい」って背中を押してくれたのが始まり。(勿論、ちゃんと読んでくれた😊

 

それこそローカルに書き溜めていて夢サイト作った時に、せっかくだから載せるかって軽い気持ちで公開したのも良い思い出。(進撃と姑獲鳥なんて全然ジャンルが違うけど極々たまに姑獲鳥の感想が届くことがあるので、ありがと〜❣️って感じ)

 

今回、魍魎の匣を読み直したらやっぱり魍魎の匣の夢小説が書きたくなっちゃった🤦‍♀️(チョロすぎ)

実は姑獲鳥の夏の夢小説の続きとして魍魎の匣の夢小説も書いてたんだけど、最終的にボツにしたんだよね。

ボツにした理由は単純。夢主をどの事件に関わらせようか決められなかったから😅

魍魎の匣は四つの事件がそれぞれ足を引っ張り合う構成で、関係者が多くてね。(1番多いのは塗仏の宴)

 

姑獲鳥の時は夢主が久遠寺姉妹の三女という設定だったから、渦中の一人として書けたんだけど魍魎は久遠寺家は全然関係ないので。頼子や久保関連のバラバラ事件方面で諸々考え中。

こういう時は筆が乗りそうな時にやるのが1番だよね!

しれっと魍魎の匣の夢小説が夢サイトに公開されていたら、笑ってやって下さい。